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ベネチアンガラスとは

伝統的ガラス工芸品  ベネチアンガラス

一点物が多いベネチアンガラス!!!

七百年の歴史とその技術に裏付けされたベネチアンガラスの輝きは、アドリア海の女王とも称される凝縮された美の世界。

三万色とも言われる色のバリエーションがまるで、手に取る人のその表情をうつしだしているかの如く優しく、美しく、そして時には力強くまさに神秘に満ちたミクロコスモスと言えよう。

ベネチアンガラス

ベネチアンガラスの歴史

言わずと知れたベネチアンガラスですが“名前は知っているけど実際よく分からない”と言う方のために簡単にご紹介いたします。

ベネチアンガラスは、700年以上もの歴史と伝統を今に伝えています。もちろん、その名のとおり 中心地がイタリアのベネチアであることは言うまでもありません。中世のベネチアは、世界貿易の中心となる過程で優れたイスラムのガラス芸術を吸収することにより誕生しました。

ムラノ島

ベネチアンガラスを“ムラノガラス”とも呼びますが、ムラノとはベネチア本島(ベネチアは陸と沢山の島からできています。ご存知でした?)から北東約1.5kmにある島で、ここでガラス製造が集中して行なわれていたため“ムラノガラス”とも呼ばれています。

ここもあの有名なスワロフスキーと同じようにその製法の秘密を守るためにベネチア本土からこのムラノ島に工房を移転したのだといわれています。

ムラノ島で制作されるガラス芸術は15世紀には 高級工芸品として価値を持ち始め16世紀には、ヨーロッパ全土で広く受け入れられ、流行していきました。

ヴェルサイユ宮殿の「鏡の間」は、12人のムラノのマエストロ(職人)がベネチアから連れ出されて製作したといわれています。

こうしてその名をヨーロッパ全土に広めたベネチアンガラスは、主に貴族や富豪のために特別に注文されたテーブルウエアを製作するために、大きくそのスタイルを発展させました。

そして、アイスクラック、ダイヤモンドポイント彫り、レースガラス、クリスタルなど多彩なカットの技法が次々に生み出されました。

近世では、ガラス文化をヨーロッパ全土に広め、一時はヨーロッパ市場の90%を占有するほど成長しました。

伝統の職人技術

そして現在、熟練したマエストロ(名人)達は息子からそのまた息子へとこの技術を伝承し、昔と変わらぬ伝統の技を活かしながらベネチアンガラスは創り続けられています。

機械での大量生産では出せない本物の味わいがそこにあります。